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2013/08/09

ユーザーの声を聞く、ということ




お陰様で、まだβではありながらLogRepは非常に多くの意見をいただいています。
ありがとうございますm(_ _)m

その中で、技術的に可能、一見便利になりそうなのに実装しないものがあります。
なぜなのか。
そのことについてちょっと説明しておこうと思います。

大多数の人が望んでいるようであれば、少々無理をしてでもDoTを集計できるようにしますが、その反面、集計画面でほとんどの人が見ないような項目は(たとえ5分で追加できるものでも) 反映しません。

少数の人は「その意見は大多数が思っている」と考えていることが多いです。
また、その少数の人が、意見が通ることで本当に喜び、感謝とねぎらいの言葉をくれることを私は知っています。

たとえば、嬉しいから意見をもらうたびに反映したとします。
気が付くと、少数の人のための機能は膨大になっており、もっとカジュアルに使いたかった「多くの人たち」は無言のままツールから離れていってしまいます。
いわゆる「コレジャナイ感」によって。

作る側も、表示されるものが多くなれば、メンテナンスにかかる時間も増える。
新しい抜本的な改善など視野に入れるのが難しくなる。
ツールは「新生」するしかなくなってしまう。

FFXIVの「新生」なんて、大資本で、ブランドに対する信用を取り戻す必要があって、そしてP/Dを引き受けた吉田さんの引力があって、奇跡的にここまできただけで。
個人が製作するものなど、「新生」せず「衰退」するのがほとんどです。

まぁ、他の理由で「衰退」することもありますが^^ゞ  少なくとも長く続けようと思うならば、いただいた意見の通りに実装する前に、責任を持って意見を取捨選択することが必要です。
これはFFXIVだってそうでしょう。
フォーラムの意見は全然通らないのではなく、責任を持って取捨選択された結果、時として全然別の形でゲームに反映されていたり、バッサリ切り捨てられていたり。
「無視している」のではなく「吟味された結果採用されなかった」ものも多いでしょう。

それは「多くのお客様」が「出来るだけ長い間楽しむ」ことに責任を持っているからこそ出来ることで、大変難しい決断の連続です。
そこに、答えはないのですから。

個人製作とは言え、LogRepもそういう責任を(小さいながら)持っていたい。
そのように考えています。



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